楽天モバイルの制限3日間はなくなった?
楽天モバイルには過去3日間で○○まで使うと通信制限がかかるという決まりがありました。
ですが、2017年3月より3日間での通信制限を全てのプランで撤廃したので、事実上各プランの通信量までは自由に使うことができるようになりました。
ですが、この変化で別の問題が起こってきています。
今まで3日間の制限を気にして控えめに使っていたユーザーが、今は撤廃されたので派手に使ってしまい、結局月の途中でプランの上限を超えてしまって通信制限にかかってしまうというものです。
このため、通信量の多いプランを選ぶことを考えるのですが、20GBや30GBになってくると月々4750円や6150円にもなってくるので、せっかく格安スマホを選んでいるのにそこまで割安感はなくなってきます。
こんな時に使えるのがwimax2+などのモバイルルーターです。
今、通信量の少ない低価格の格安スマホを使っている方にモバイルルーターは驚くほど便利でお得ですが、それは楽天モバイルも例外ではありません。
詳しくは以下過去記事をご覧ください。
楽天モバイルとwimax
楽天モバイルを使っている方にはwimaxとの併用をおすすめします。
というのも、楽天モバイルを使いたいユーザーは「格安スマホ」を使いたいユーザーなので、当然月額の料金は抑えて使いたいという期待があります。
楽天モバイルのプランには、ベーシックから30GBまで通信量の異なったプランがずらりと用意されていますが、通信量が増えるに比例して月額料金も高くなってしまいます。
例えば、ベーシックプラン(通話SIM)は1,250円なのですが、20GB、30GBとの差額は
▼20GB
4750-1250=3500円
▼30GB
6150-1250=4900円
となります。
実はwimax2+で一番月額料金が安いプロバイダを使うと、月額が約3500円で使い放題になります。
ということは、ベーシッププラン+wimax2+で契約すると、通信無制限の楽天モバイルを入手したことになるんです。
20GBや30GBもそこそこ通信量がありますが、wimaxの端末と組み合わせて通信を無制限にしたほうが、映画や動画なども見放題になるのでお得です。
ですが、まずはご自身がネットを使われる環境がwimaxの電波のエリア内かを調べる必要があります。
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こちらのサイトを見るとwimaxのエリアの状況や、一番wimax2+でお得なプロバイダのランキングなどを見ることができます。
楽天モバイルでガラケーは使える?
今回はこのポイントについて調べてみました。
結論から言いますと、通話やSMSだけが使える機種はありますが、データ通信が使える機種は事実上ないです。
実際、楽天モバイルの公式サイトには以下のように述べられています。
2015年10月6日以降にお申し込みの楽天モバイルのSIMカードでは、3G通信専用の端末でデータ通信を行うことはできません。あらかじめご了承ください。
ガラケーなどは3G通信専用の端末になるので、対応しているガラケーが無いということを公式サイトではっきりと述べています。
つまり、仮に楽天モバイルのSIMを挿しても通話とSMSしか使えないということになります。
では、もしもLTE対応の端末の場合はどうなのでしょうか。
実は楽天モバイルはシャープの「SH-N01」というガラケーがラインナップにありますが、これは3GではなくLTE対応の端末になり、実際ネット通信も可能です。
そのため、3GではないLTEなどが対応しているガラケーであれば使えます。
ただし、Google playに対応しておらず、最初からLINEがインストールされていないのでアプリを介してではLINEも使えません。
このように、通常のスマホのようには行かない部分が多いので、ガラケーでデータ通信を使いこなせるとは考えないほうが賢明かもしれません。
楽天モバイルでラインは使える?
楽天モバイルでラインを使うことはできるのでしょうか。
結論から言いますと、楽天モバイルでラインは使えます。
ですが、プランなどを選ぶ際に少しだけコツがあります。
①データSIMを選ぶ場合
データSIMを選ぶ場合は、必ずSMSつきの方を選ぶようにしてください。
LINEは初期登録や引継ぎの際に電話暗号と個人を紐づける情報としてSMSを使います。
通話SIMであればもともとSMS対応ですが、データSIMの際に気をつけましょう。
②プランは高速データ通信が可能なものを
続いてプランですが、もしもLINEで通話機能を使いたいという場合は3.1GB~30GBパックを選ぶようにしてください。
理由はこれらのプランは高速データ通信が可能なためです。
LINEの音声通話は通信の速度で快適さが大きく変わってきますが、200Kbpsのプランでは速度が遅すぎてブツブツ切れたりしてしまい快適にLINEで通話ができません。
通信容量は3.1GBでも約18時間の通話が可能で十分なので、あとはご自身のネット通信の状況に合わせてプランを選べば問題ないと思います。
楽天モバイルのエリアは?
楽天モバイルのエリアについて調べてみました。
よく大手のキャリアは繋がり易さをアピールしていますが、そもそも格安スマホはどのようになっているのでしょうか。
お調べしましたところ、実は格安スマホのほとんどのMVNOはドコモの回線を使って通信をしています。
ドコモの回線というのは具体的にはLTEと3Gですが、まったく同じ回線を各社ドコモ光から借りて使っているんです。
そのため、対応しているエリアはドコモと同じと思っても問題ありません。
ドコモの通信がカバーしているエリアはほとんど日本全国で、人口カバー率は99%とまで言われています。
また屋内でもちゃんと届く周波数の電波なので、鉄筋コンクリートの中でも比較的速度を落とさないで通信することも可能です。
通信のエリアについてはほとんど心配することは無いと思いますが、ドコモ回線を使う人が集中しているところだとパケ詰まりを起こしたり、また部分的にドコモの通信が対応していないエリアもあります。
そういうエリアの場合は公衆WiFiやモバイルルーターなどを使ってカバーすることが必要になる場合もあります。
楽天モバイルのかけ放題の使い方は?
楽天モバイル かけ放題の使い方について調べてみました。
通話料が高めの格安スマホのサービスとしては非常に革新的です。
具体的には「5分かけ放題」と「かけ放題」の2つのサービスがあり、どちらも使い方は同じです。
またこれらのサービスはオプションなので、ベーシックプランから30GBの6プランどれでも使えます。
さて、実際の使い方ですが、楽天モバイルが提供する「楽天でんわ」というアプリをダウンロードします。
このアプリの特徴は大きく2つあります。
▼通話料金が半額
格安SIMは通常30秒ごとの通話に20円かかるのですが、それを特殊な電話線を介することで約半額の10円にしてくれます。
▼音声が通常の電話級
通話の音声が非常にクリアで、普通の電話級です。
格安SIMのサービスで楽天モバイル以外にも話し放題を提供しているMVNOがありますが、それらの多くはインターネット回線を介したIP電話です。
050から始まる番号を相手に伝えないといけないし、通話の品質も悪くノイズが頻繁に入りひどい時は切れます。
楽天でんわはIP電話ではなく通常の電話なので音声がクリアで品質は非常に高いです。
先ほどの「5分かけ放題」と「かけ放題」のオプションに申し込んでから普通に電話をしてはダメです。
必ず楽天でんわというアプリを通して通話をするようにしないと、相変わらず30秒20円という高額なままになります。
ちなみに、すでに楽天モバイルを使っているユーザーもオプションを付ければ今からでもかけ放題を使うことができます。
楽天モバイルかけ放題の品質は?
品質も侮れない。
楽天モバイルのかけ放題の品質について調べてみました。
最近の格安スマホでは、〇分かけ放題といったプランも増えてきましたが、実はそのほとんどはIP電話を使っているので、品質が悪くノイズが入ったりしてしまいます。
一方で楽天モバイルのかけ放題はIP電話ではなく、通話の品質は通常の通話レベルでの電話が可能です。
評判を読んでみるとユーザーはこのかけ放題プランに満足しており、ノイズなどもなくまったく普通の電話のように通話できると高評価です。
ただし、以下二つが必要になるのでご注意ください。
・プランの申し込み(月々850円)
・楽天電話のアプリダウンロード
ちなみに、MVNOの通話品質は回線や方式、端末によって変わると言われていますが、特に楽天モバイルと相性が良いと言われている端末は富士通の「arrows RM02」と言われています。